Kali Himagsikan’s blog (カリ ヒマグシカン)

横浜で、フィリピン武術(FMA) カリ、やってます。スティックと、ブレードと拳と、クロスカルチャーと。

11月9日~10日ジャパンセミナーの準備

【 自分の体の使い方 】

右手と左手の両方を使うことがカリの特徴の一つですが、実際は、フットワークと同時に右手でスティックを振りつつ、最適な距離に移動して、左手(素手)で相手をチェックする、といったことが必要です。

 

この左手で相手をチェック、というのは、色々意味があるのですが、最初は自分の手が相手に届く範囲に自分がいるかどうかの距離感の確認に使い、その後、相手の動きを封じ込めたり、アドバンスになればその手がどこにあるかによってディスアームやロック、テイクダウンにつながる重要な役割をします。

 

自分の両手(素手)をいつでも活かすことはカリでは大きなキーポイントの一つです。

 

来月11月9日~10日のTuhon Bill ジャパンセミナーのタイトルは、

 

素手とスティック VS ナイフ

刃物に立ち向かうための基礎から、セルフディフェンス、実際の仕事への活用まで~

 

です。初日に自分の体である手や足を使ったモジュールをやっていきます。本来、カリにおいては道具を使うのが最初で、素手は最後になるのですが、自分の体を使うので特に初めてカリに挑戦したい方には取り組みやすいかと思っています。

 

各日の内容をフライヤーから。

 

1日目:自分の体(手、足)を使う。

打つ、相手の攻撃へのカウンター、ロック、テイクダウンを含むペキティテルシャの素手のテクニックを学ぶ。PTIのモジュールにおけるキックボクシング&テンパリング(キックと衝撃に耐える体作り)、Abecedario de Mano (素手のABC)、Pekiti de Mano(素手のテクニック)をカバーします。

全てのレベルで参加可能です。また他の武道・武術、または武道・武術等の経験がなくてもセルフディフェンスに興味のある方の参加歓迎いたします。

 

2日目:1日目の内容を踏まえ、実践に向けた応用編

午前中は、「自分が素手vs相手が刃物を持つ」状況、午後は「自分がスティック(警棒や身近にあるものに転用可)vs相手が刃物を持つ」状況に焦点を当てます。

2日目もどなたでも参加可能ですが、警察、自衛隊、警備会社勤務といった専門家の方々にとっては実際の職務に応用できる内容です。

 

私たちが提供するカリのシステム「ペキティテルシャ」はとても実践的ですので、セルフディフェンスから職務に必要な方まで、この技術を必要としている方々にぜひ触れてほしいと思っています。

 

ところで、フットワークを踏むと同時に右手でスティックを振るというように上半身と下半身を同時に使うのは脳と体が慣れるまで練習が必要です。通常のトレーニングでは、例えばこんな感じで段階を踏んだりもします。

 

イスに座って上半身の動きを体得。腰から上は絶えず相手の攻撃のラインから外れる。


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フットワークとともに。相手の横側に行けるように。

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人間は横からのプッシュに弱い。良い場所に移動できたら、相手を押して距離を取るのは容易になります。

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Tuhon Bill ジャパンセミナー

日程:2019年11月9日(土)~10日(日)9:00-17:00

場所:神奈川県横浜JR関内駅から徒歩5分のエリア

 

Tuhon Billが来るまで、まだ時間があります。良かったら体験にいらしてください。今月は通常のクラスでも素手をやっていく予定です。

 

横浜クラス JR関内駅から徒歩5分。木曜日の夜と土曜日の朝。

東京クラス 四ツ谷/四ツ谷三丁目駅から徒歩5分。火曜日、ときどき水曜日の夜。

 

セミナー、通常クラスともお問い合わせ、お申し込みはこちら。

contact@kalihimagsikan.com

 

私たちのドアはいつでも開いています。
 

☆カリヒマグシカンはTuhon Bill McGrathが率いるアメリカ・ニューヨークのPekiti Tersia International(PTI)の日本代表です。

PTI が持つ明確なカリキュラムを引き継ぎ、そのカリキュラムに沿ってトレーニングや昇級試験を実施しているため、トレーナーからも自分でも、成長度合いが一目瞭然です。 ぜひ体験しにいらしてください。

contact@kalihimagsikan.com (日本語対応。@は半角に書き換えてください。)

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*初めての方はこちらも。 

kalihimagsikan.hatenablog.com

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