Kali Himagsikan’s blog (カリ ヒマグシカン)

横浜で、フィリピン武術(FMA) カリ、やってます。スティックと、ブレードと拳と、クロスカルチャーと。

FOOTWORK

【 カリは結構地味ですw 】

ペキティテルシャにはたくさんのフットワークの種類があります。

 

フットワークの基本はスティックをV字において練習します。

まずはこちら。フォーワードトライアングル(forward triangle)。

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活用法は多々ありますが、KHでは最初はオフェンシブ型/Condradasコンセプト、と習います。
 
こちらはリバーストライアングル(reverse triangle)。
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カウンターオフェンシブ/Recontras コンセプトです。
 
カリヒマグシカンのホームページにも書いてありますが、ペキティテルシャはオフェンシブ、もしくはカウンターオフェンシブで語られます。
 
(カリヒマグシカンのホームページより)
 ペキティ テルシャの方法論は、すべての距離感、角度、脅威レベルからの攻撃に対するオフェンシブ、もしくはカウンターオフェンシブの考え方に由来しています。生き残るための戦略として効果的でないディフェンシブなテクニックはあまり強調されません。(Grand Tuhonの言葉を借りれば、ディフェンスは自滅的な行為、となります。)
 
ペキティテルシャは接近戦であり、戦略と正しいポジショニングはKALIの命です。
 
何かあった時にまずは距離を取って逃げる、もしくはダメージを少なくするために距離をとる。それですら、自分の体を動かす筋力とフットワークが必要です。究極を言ってしまえば、相手の攻撃に対して上半身を使わなくても、その攻撃のラインからそれてしまえば攻撃は受けないのです。逆に、いくら上半身だけでテクニックを披露してもその攻撃線上にとどまっていれば意味がないということになります。
 
フットワークは何度も何度も練習するしかありません。上級になれば距離を取るだけでなく、適切な距離感に動ける、ということが大事になってきます。名だたるTuhonたちは体が大きい人も多いのに動きが速いですよね。それは、最短でベストの距離に動いているからです。
 
フットワーク・・・。映画と違って実際のトレーニングはすこぶる地味ですw
でも、上級になるにつれ、自分の行きたい所に行けないもどかしさを痛感し、基本の大切さを思い返すのです。
 
体験で、SPやボーンアイデンティティといった架空の世界の華々しさとは違うKALIの本質が見られます。ぜひ。
 
私たちのドアはいつでも開いています。

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*初めての方はこちらも。 

kalihimagsikan.hatenablog.com

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