Yokosuka Cross Training 2 - お楽しみから学ぶこと。
【 異文化に触れ、日本を語る 】
先日の横須賀クロストレーニングのあと、Gabeの尽力で、KHメンバーだけで、米軍ミサイル駆逐艦カーティス・ウィルバーに乗船、ガイド付きで見学させていただきました。
なんと。お土産付きw コインとキャップが全員に。
一般船員用のダイニング。
カーティス・ウィルバーのキャプテン専用ダイニングシートと電話。この艦のキャプテンは女性で、この電話が鳴って彼女が不在でも、決して誰も応答してはならないそうです。ここは上級士官用のダイニング。
船内が火事になった場合は、これを着て、全員救助にあたる。中の人はKHee(笑)。
ふた付いているけど、全部ミサイル。
宇宙戦艦ヤマトの歌しか聞こえてこない脳内・・・。
で、記念写真。
米軍基地の中はアメリカを訪問しているのと同じです。広い敷地、建物のつくり、映画館、ボーリング場、歩いている人々、売っているもの、食事の量、言語。すべてがアメリカ仕様ですので、目に入るものが新鮮に映ると同時に、アメリカの雰囲気を十分感じることができると思います。
日本とアメリカの間で政治的には色々ありますが、個人レベルでお互いを理解することは、KHメンバーが今後もグローバルな世界で活躍するにはとっても良い経験だと私自身は思っています。
異文化を学ぶ機会はたくさんありますが、同時に日本のことを学び、自国のことを語り、意見を持つことも大切なことです。KHの多くのイベントでは、KHeesたちとたくさん話し、論議し、ときには反論し(!)、そういう楽しい時間を共有してください。
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Yokosuka Cross Training 1 - まずはトレーニング!
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KH流 Gauntletガントレット
【 ラスボスへの挑み方w 】
カリヒマグシカンに入門して。まったくの初心者でもなんとなくカリというものが見え始め、苦しかった筋トレになんとかついてこれるようになり、スティックの振り方もちょっとだけサマになってきて、外国人とも日本人ともコミュニケーションがとれてくる頃。
先生から、
「Gauntlet ガントレット」を受けられる時が来たけれど、やりたい?
と打診があります。
要はスパーリングなんだけれど。その対象者がKH全員とスパーリングしていく方式で。一番ビギナーの者から順番にスパーリングを行い、だんだん先輩たち、つまり手ごわい相手と対戦していくことになります。
そして、心身ともに疲れ果てたころ、フレッシュなラスボス(まったく疲れてない先生) 登場。
自分の体力を最後までどうやってキープするか、相手の挑発にのらずに自分の感情をどうやってコントロールするか、自分よりすばしこい相手、大きい相手にどうやって戦略を立てるか、怖さや痛みに決して負けない強い心でどうやって最後まで戦うか。
そして、ラスボスに、これまで教えてもらって習得したことをどうやってちゃんと見せられるか。
KHに入門して最初の登竜門であり、ガントレットが終わると、先輩達が「Welcome to KH!」と後輩を讃えます。
KHに本当の意味で迎えられる瞬間かもしれません。
7月は、Savonの番。ラスボスとの対戦では、緊張もあるし、先生だし、攻めきれなくて習ったことが出せないSavon。やみくもに突っ込み、Do somthing! Think!と先生にどやされます。
これまでの体験者も前日から緊張して当日を迎えてきたわけだけれど。Savonもすべてのスパーリングを終えた時、きっと、自分が誇らしくて、そしてほっとして。最後の写真を取る時に、思わず感情と涙があふれてしまいました。
終わった直後に先輩と。涙、直前。
そして、仲間たちとリラックスした表情。
このガントレットのあと、Savonは変わりましたよ。Savonはいつも優しくて、素直で、どんなときもおはよう、さようならとちゃんとハグしてあいさつする素敵な若者です。そこに新たなSavonの魅力として、「自信」が加わりました。トレーニングも堂々とした姿勢が見えます。先生も先輩たちもそれに気付いています。
ガントレット後の変化はひとりひとり違います。でも、確実に新しい一歩を踏み出すんです。そういうの、見てるとよくわかるんですよ。
心も、技も、体も。成長はここで。
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NY Travelogue : 紐育見聞録 3 - Private Training w/ Tuhon Bill
【 Tuhon Billから学ぶことの価値 】
PTIサマーキャンプが終わった翌日から、Cristopheさんとsa先生はTuhon Billのプライベートトレーニングを受けることになっていました。
二人の希望は、Espada y DagaとKnife Tapping。6時間×2日間。みっちりご指導いただきました。
Tuhon Billのプライベートトレーニングを受ける意味。
それは、テクニックやコンセプトではなく、そのディテール(非常に細かいところを突き詰め、おろそかにしないこと)とフィードバックにあります。一つ一つの細かな説明、フィードバックを個人的に受け、正しく直してもらうこと。
そして、もうひとつ忘れてはならない本当の価値は、Tuhonが惜しみなく口頭で伝えてくださる多くの「逸話」にあります。長年にわたる知識、経験、そしてTuhon自身の「学び」がちりばめられています。
それは、CTテストと同様に、WhatとHowだけでなく、When(いつ)、Why(なぜ)、Where(どこで)が現実のお話として語られます。実際の状況で機能すること、機能しないこと、違った相手、複数の相手への対応の仕方が細かく含まれています。
それは、かつてTuhon自身が、師に疑問を投げ、実際の状況で試し、失敗し、怪我をしながら自分で答えを見つけてきたものです。
Tuhon BillがTuhonたる理由。それは、人に教え、訓練し、成長させる能力があるから。
ペティキテルシャに関する深い造詣と、長年の実体験をもとにした教えは生徒たちにもしっかり納得のいく形でつながり、sa先生がキャンプ中に体験したAha Moment(あ~!そうか!とひらめく瞬間)をたくさん体感できるのです。
二人もそんな師と出会え、直接学べる幸せをヒシヒシと感じていると思います。
だって、この写真。学びたい!って気持ちが出てるもの。
Espada y Daga中w
お揃いのKH Tシャツで。お茶目な一面も。
このプライベートトレーニング、予定外のこともたくさん起こったのだけれど。近い将来、PTIの公式ビデオにChristopneさんとsa先生が登場することがあるかも、な素敵な経験もさせていただきました。(私は、せめてselfieで仲間に入れてもらう!(笑))
Tuhon Billと会いたい?
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NY Travelogue : 紐育見聞録 2 - PTI Testing
【 技術と精神を受け継ぐものたち 】
今回も先生はこのNY滞在中にPTIのCT(Certified Trainner)テストを 受験することになっていました。
このテスト。緊張感がハンパないです。
今回の試験官は、Tuhon BillとGuro Jackでしたので、それだけで緊張が高まります。その上、キャンプの参加者がぐるっとまわりを取り囲んで、テストの様子を見ているのです。(あまりの緊張感に写真が撮れませんでした・・・)
囲まれ感?
一つ一つのモジュールは単純ではありません。ただやってみせるStudent テスト(WhatとHow)と違い、CTの場合は教えるポイント(WhenとWhy)を一つずつ試験官に向かって説明することが必要です。そして、当然、Tuhonたちから質問が飛びます。
そのため、1つのモジュールのテストで3時間も4時間もかかってしまうことも少なくありません。
それでも受験者たちは、必死で準備をし、今、自分が理解していることを本番で全力で体現してランクを勝ち取っていくのです。途中、思い出せなくて、ううう、となる時もあります。Tuhonたちに駄目出しされることもあります。もちろん、受からない時だってあるのです。
↓テスト前のヨル夜中。解釈で論議する二人。
だから、パスしたときには、本当に嬉しく、自分自身を誇りに思いますし、先生のテストに受けとして少しだけ参加した私も膝の力が抜けそうになりました。
Tuhon Billの経歴、知識や技術がどのくらいのものであるか、ご存じの方は多いと思いますが、Tuhonはそうした自らの持っている知識や技術を公開しています。この知識を同じように理解し、そして技術とその精神を受け継ぐものたちを育てるために公平なテスト制度を設けています。今回のキャンプ、テスト受験でPTIとTuhon Billに直接触れ、KHも中期目標が見えてきました。
まだまだ長くて深いカリの道。これからもそれぞれの学びの場で共に歩んでいきましよう!
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NY Travelogue : 紐育見聞録 1 - PTI Summer Camp
【 教えるために学び、学ぶために教える 】
13時間のフライトののち、ジョン・F・ケネディ国際空港に降り立ち、そこからレンタカーを借りて高速を走ること2時間弱。ニューヨーク州フィッシュキル(Fishkill)が私たちの宿泊場所です。ここからさらにPTIのサマーキャンプが行われるBowdowin Park(Wappingers Falls)まで20分くらいのドライブ。毎日、先生の送迎つき。え?私の国際免許?
この公園、”Huuuuuge”という言葉がぴったりな広大な敷地。大きな鹿が目の前をパッカパッカと横切って行き、大きなリスがするすると木を登り、ウッドチャックが巣から顔を出すっていうくらいの自然感です。
この公園の一角でPTI Summer Campがスタート!参加者は50名。金曜日から日曜日までどっぷり、大きく分けて2グループ。
●Tuhon Billチーム
Empty Hand vs Knife (all levels)
Single Knife Level 3 (Pakal vs Pakal)
●Mataas na Guro Jack Lattore & Christophe sanチーム
Solo Baston 64 Attacks
に分かれます。
sa先生がPakal vs Pakalをちゃんと教わってみたい、と長年思い続けてきたので私と先生は3日間ともTuhon Billのチームに参加、Benは初日はTuhon Billチーム、あとは64 Attacksのチームに参加しました。
Tuhon Billが最初におっしゃったのは、このキャンプは教えることを前提に指導される、ということ。WhatとHowだけでなく、WhyとWhen、そして状況に応じて変化、調整させることの大切さが叩き込まれます。
sa先生は、常日頃まだまだ自分は学びの途中と言っているので、生徒に戻れるこのキャンプを心から楽しみ、今までの疑問という疑問をTuhonにぶつけ、自分の考えを示してTuhonの考えを聞き、これまでの知識がどんどんつながって、多くのAha Momentを体験したそうです。
そして、今回初参加にも関わらず、Tuhon Billのデモの受けに何度も指名してもらい、大変光栄だったと思います(痛い思いもいっぱいしたと思いますが(笑))。
痛い思いw↓
このキャンプから戻って、レギュラークラスの内容がさらに一段階アップしたことを肌で感じます。クラスを長年継続していくには、基礎はもちろんですが、運営する先生が新しい知識をたくさん吸収して、新たな発見に気付き、それを持ち帰ってクラスを新鮮に活発にして、パワーアップさせ続けることが大切なんだなぁ、とヒシヒシと感じているところです。
痛い思いは、先生の受けができるようになったら味わえますw
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We are back!
【 朝から晩まで、充実の10日間 】
先に戻ったBenも含め、先生と私も無事に日本に帰国。
楽しくて大笑いできる数々のエピソードと、多くの貴重な体験談を持って帰ってきました。
10日間、お世話になったバックパックw
ニューヨークは日本ほど便利じゃなくて、地下鉄にエスカレーターとかがないところも多いため、今回はスーツケース禁止。初のバックパックでの海外旅行となりました。スティックもトレーニングナイフもゴーグルも、全部ここにパッキングされています。
このバックパックひとつとっても、予期しないハプニングとそれをカバーするエピソードがあり、全てが愛おしくなります。
まずは、PTIのTuhon BillとGuro Jack、Christophe san、それからManhattanで困っている私たちを何も言わなくても助けてくれた多くのニューヨーカーたちに、心から感謝します。
実はまだ、4月のフィリピンのお話しも終わってないのだけれど、ニューヨークでの体験談も少しずつご紹介する予定です。
お土産バッグw
来年への道筋は作ってきました!次は一緒に。
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