Kali Himagsikan’s blog (カリ ヒマグシカン)

横浜で、フィリピン武術(FMA) カリ、やってます。スティックと、ブレードと拳と、クロスカルチャーと。

PTI philosophy : Pekiti Tirsia in the 21st Century (3/4)

【 Tuhonのメッセージを日本語にしてみた 】
 
もうすぐ来日されるTuhon Bill。2017年の1月にPTIのホームページに登場したTuhonのメッセージを、つたない日本語ですが、訳してみました。今回は3回目。前回の続きからどうぞ。
 
この方たちは誰でしょう?
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正解は左から
今も大好き!Tuhon Philip 
知ってる方も多いかな? Dan Inosanto(ダン イノサント)氏
まもなく会えます。Tuhon Bill
Doug Marcaidaの最初の先生。Omar Hakim氏
 
 
 
PEKITI-TIRSIA INTERNATIONAL IN THE 21st CENTURY by Tuhon Bill McGrath
 

PTIの認定トレーナー (Certified Trainer: CT

PTIにおいて最初のインストラクターレベル(Guro Isa)になるには平均5年かかります。

では、他のFMAのシステムを習得していたものがPTIカリキュラムを教えたいと思った場合、またペキティテルシャにおけるフルインストラクターの資格を持っていない場合はどうすればよいか。私はインストラクターへの足掛かりとしてペキティテルシャ認定トレーナープログラムを作りました。あるブロックの知識とスキルのレベルがインストラクターレベルにある場合、その個別のブロックにおいてペキティテルシャ認定トレーナーになるべくテストを受けることを要求できます。このことはペキティテルシャのセグメントにおいてFMAの他のシステムで認定を受けていたインストラクター、もしくは上級の生徒は、ランクが求める全てのテクニックを学ぶために5年といった歳月を待つ必要がないことを示します。

同様にひたむきに打ち込んでいるが身体的にハンディがある生徒はどうすればいいのか。片腕しかない生徒はシングルスティックテクニックでCTになり得ますが、ドブレやエスパダ イ ダガでは明らかな困難があります。この点について公平にCTプログラムで取り組んでいます。

 

ユニバーシティモデルとフランチャイズモデル

グランドトゥホンGejeはペキティテルシャシステムを「武道・武術の大学院」と表現しました。私がPTIを作った時、この考え方を取り入れ、武道・武術の大学として構築したいと願いました。つまり、生徒が既知のカリキュラムを学び、その単位を持って卒業し、その後、自分の方法で競っていくということです。

 

これは学校や先生が学校の存続のために財政的にそのシステムの長と結びつく「フランチャイズビジネス」モデルと呼ぶものと反しています。フランチャイズモデルがファストフードレストランにおいて良く機能する一方で、武道・武術の世界では良いモデルとは思いません。PTIのMataas na Guroはそのシステムを修了し卒業するため、新しい教材のために先生のところに戻る必要性がありません。一方、ファストフードレストランは絶えず親会社から商品や必需品を購入します。

PTIの構造をまとめると、生徒にとってもシステムの長期にわたる健全性にとっても、インストラクターが教えることのキャリアのために、「本部」と財政的に結びつくことは公平ではないと思いました。 (「二つ目の学ぶに基づくPTIの体制」を参照してください。)

 

PTI Mataas na Guroの多くの生徒はPTIに参加しますが、これは要求されるというよりは、自発的なものであり、メンバーシップの利点(テスト用のブルーブックやディスカウントのコード)のためです。どのスクールのいかなる生徒もPTIメンバーになることを強要されません。この部分での私からのただ1つの「要件」は、PTIクラブのディレクターがPTIメンバーであることです。私が送るそのクラブの証明書が役立ち、組織としての成果を得るための投資があると感じてくれると良いと思います。

 

*カリヒマグシカンでは、全てのKHメンバーにPTIへの登録をお願いしています。理由は以下の通り。

(ただし、KHでは、登録にかかる費用については、最大限の考慮をしています。)

1 PTIでペキティを習う一組織として、PTIに貢献し、支援するため

2 PTIのビデオへ通じる手段として価値があるため

3 PTIのブルーブックを通じてPTIカリキュラムのブロックの構成を知るため。また将来的なCTテスト受験のため

4 PTIの他のグループやメンバーとのつながりを持つ価値があるため

 
 
・・・今回はここまで。次回、最終回です。
 
原文はこちら。
 
セミナーは、もうすぐ!
12/2(土)~3(日)Tuhon Bill Japan Seminar
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*初めての方はこちらも。

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