Kali Himagsikan’s blog (カリ ヒマグシカン)

横浜で、フィリピン武術(FMA) カリ、やってます。スティックと、ブレードと拳と、クロスカルチャーと。

筋トレは何のため?

【 Be Strong  】
 
強くある、ということは心身を鍛える格闘技や武道、武術をやっている人だけに必要なことではないよね。学校という狭い世界を卒業して本当の意味で自分の人生が始まると、毎日ただ生きてくだけで、強くなければ進めない時が必ずあります。
 
たとえ、自分の好きな道を見つけて邁進していても、乗り越えるべきものは出てきて、それを乗り越えるにはどうしても「強さ」が必要になります。ましてや、好きなことを見つけていない場合、それは分厚い壁になり立ちはだかったりするわけです。それが嫌で逃げちゃっても構わないけど、乗り越える喜び、困難に打ち克った時の達成感を味わうと困難を前向きに捉えられるようになります。
 
どうしたら強くなれるかってそりゃ色々あると思うけど、カリヒマグシカンでは「鍛錬する Discipline」を重要視します。カリのドリル、テクニックを練習することももちろんだけど、それだけでは足りないの。
 
まず、ペキティテルシャは第一にフットワーク。足を動かさずにするドリルやフローは、ペキティテルシャでもセルフディフェンスでもあまり意味ないよね。その場から動かなくちゃ!それに体が強くないと短いスパークリングでもまず体がもたない。
 
心が強くないと大きな相手に立ち向かえないし、スパーリングで恐れや怒りといった自分の感情をコントロールできない。
 
日常でもふてくされたり怒ったり他者に厳しかったりするのは本当はものすごく簡単で、いつも笑顔だったり穏やかであったり他者に優しくあるには、相当鍛錬ができて強くないとできない。
 
だから、横浜クラスでは、セッションの始まりは筋トレです。普段十分頑張っているんだからあんまり頑張らなくてもいい、っていう感じの雰囲気とは少し違って、キツイけどできる限り頑張る、あと1回やってみる、と思える(ココ大事ね)のは、周りに同じ仲間がいるからかもしれません。
 
先々週の横須賀米軍基地でのトレーニングから。
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すぐに結果は出ませんが、確実に出ます。体が変わってくると、心も強くなります。あのとき自分に打ち克ってもう1回できた!という達成感や自尊心が自分の強力な支えになってくれるからです。
 
私はね、本当に強くて優しい人になりたいんで、泣く泣く筋トレに励んでるタイプですが(笑)、もちろんガッツリ筋トレやりたい人も!
 
まずは10連休。それが開けたら!
 
私たちのドアはいつでも開いています。
 

☆カリヒマグシカンはTuhon Bill McGrathが率いるアメリカ・ニューヨークのPekiti Tersia International(PTI)の日本代表です。

PTI が持つ明確なカリキュラムを引き継ぎ、そのカリキュラムに沿ってトレーニングや昇級試験を実施しているため、トレーナーからも自分でも、成長度合いが一目瞭然です。ぜひ体験しにいらしてください。

contact@kalihimagsikan.com (日本語対応。@は半角に書き換えてください。)

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右手も、左手も。Both Hands Coordination

【 カリの醍醐味 】
 
KHでならう「ペキティテルシャ」とは、フィリピン武術カリのシステムの一つなのですが、カリには色々と特徴があります。
 
武器を使う相手を想定すること。複数人を相手にする場面を想定すること。長い道具、短い道具、軽い道具、重い道具を持つ手と持たない手を一緒に使うこと、とかね。
 
最近のカリヒマグシカンは、この道具を持たない手にフォーカスして、両手を使うことに集中しています。普通、道具は利き手に持つことが多いので、私なら左手をいかにうまく動かして、使うかということです。
 
今年の初めは、ダブルバストンから始まりましたが、ペキティテルシャのモジュールの一つ、Doble Baston 12 AtttacksやDoble Baston Contradas & Recontrasで、両手にスティックをもって、同じように動すことに慣れていきました。
 
3月頃から徐々にソロバストンに移行し、空いている手を動かし、活かすことを考える内容へ進みました。空いている手でいかに相手に触れるか。距離感、スティックの位置、自分の手の位置を把握して、例えばディスアームにつなげたり、相手への素手でのカウンター攻撃につなげたりします。
 
ポイントは、長さを持つスティックの距離感と、素手で相手に触る距離感が違う、ということです。
 
練習方法としてわかりやすいのは、64 Attacksの「Dakup y Punyo」です。英語では「Tapping Against Thrusts」となり、相手が刺してくる動きに対し、スティックで止めタッピングをして自分のカウンターに繋げるものです。このタッピングをここで言う左手でします。(Dakup y Punyoは相手の攻撃に対してInsideに行きますが、もちろんOutsideに行く練習も必要ですね。)
 
Dakup y Punyoの普通バージョンw
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そして、現在は、このDakup y Punyoを始め、利き手と逆の手で自分のスティックを持ち、利き手を素手にしてトレーニングすることに移行しています。
 
両手を使うことは、脳みそもパンパンになりますが、KHのトレーニングは次を見据えた内容になっていますので、段階的に少しずつ体と頭が覚えていってくれます。
 
形状の違う道具を持った時に空いてる手をいかに効果的に使うか、どこに移動すれば両方をうまく使える距離になるのかとっさに考える。これぞ、カリの醍醐味です。
 
 
私たちのドアはいつでも開いています。
 

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今年、出会う。

【 Find us! 】

KHメンバーの日本人の若手で、すでにPTIカリキュラムの うち二つのCT(Certified Trainer)を受験して獲得しているRyoが、昨日、 学校を卒業しました。 学校の仲間とのしばしの別れに寂しさを感じ、 これから出会う新しい人々に心躍らせていることと思います。

 

前にも書きましたが、カリヒマグシカンは外国人も多く、 日本で一緒にトレーニングしていてもいつか本国に帰ってしまうため別れが多いです。

 

でも。

今年は、4月から東京クラスがオープンします。 これまで以上に新しい人々に出会える機会が増えるわけで。

 

どんな人たちが私たちを見つけ出してくれるのか、 本当にワクワクしています。

 

まだ周りに比べてぎこちない頃のRyo。 周りの変顔に押されて笑顔が凍ってる(笑)f:id:kalihimagsikan:20190319215357j:image

自分の力で自分に自信をつけて、 変顔でも自分を表現できるようなってきたこの頃。f:id:kalihimagsikan:20190319215501j:image

 

横浜クラスだけでも、かなりの個性派ぞろい。そこに飛び込んで、 一緒にカリを楽しんで、まぁ、 時にはキツいコンディショニングを一緒に乗り越えて、そんななかで自分自身を思いっきり表現していってみてください。きっと、自分を自分として受け止めてくれるKHのカルチャーが心地よくな ります。

 

別れの季節。でも、今年、あなたと出会えること、先生も、私も、KH一同も今から楽しみにしています。

 

カリ、東京、カリヒマグシカン

2019年4月より

四ツ谷駅または四谷三丁目駅より徒歩5分

火曜日または水曜日18:00-20:00

まずは無料体験にどうぞ。

お問い合わせはコチラ。contact@kalihimagsikan.com

 
私たちのドアはいつでも開いています。
 

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カリ、東京、カリヒマグシカン

【 4月、新しいドアがあく 】
 

これまで数々のリクエストをいただいていながら、 なかなかお応えできませんでしたが、ようやく、2019 年4月より東京四ツ谷にカリのクラスをオープンすることになりま した。


2019年4月より

火曜日または水曜日18:00-20:00

四ツ谷駅/四谷三丁目駅から徒歩5分

(横浜クラスに変更はありません。)

 
カリヒマグシカンは、数あるFMA(フィリピン武術) のスタイルから「ペキティテルシャ」だけに真摯に取り組んでいます。 アメリカ・ニューヨークにある「 ペキティテルシャインターナショナル」 の日本代表としてそのカリキュラムに沿ったトレーニングを提供しますので、カリを系統的に学ぶことができるのが大きな特徴の一つです。

 

横浜クラスと同様に、 日本からだけでなく様々な人が集まってくると思います。 そして、結構なグローバル的体育会系でもありますが、そこにはいつもペキティテルシャにあっつい情熱を持った先生と仲間たちがいます。

カリヒマグシカンのモットー「We fight together or die alone. 共に戦うか、独りで死ぬか」の通り、 どうぞ仲間たちと一緒に道場内でも道場外でも存分に楽しんでくだ さい。

 
最近のイベントから。PTI Asia Camp 2019のために2月にフィリピンへ。

Train Hard (Camp終了後、認定トレーナーテスト受験中。)

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Play Hard(Shooting体験。) f:id:kalihimagsikan:20190308192109j:image

クラスは英語で進みます。 つたないながらできる限りお手伝いもいたします。
まずは無料体験へ。
お問い合わせはこちらから>>> contact@kalihimagsikan.com

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フライト、直前 at Haneda Airport

【 トレーニングと再会の旅、再び 】

 

ただいまSa Senseiと羽田空港にいて、飛行機を待っています。先ほど、 アメリカ サンディエゴから参加のKHメンバーMarkと合流しました。

今年のPTI Asia Campの幕開けです!


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現地では、日本から、ハワイから、ヨーロッパから、 そしてフィリピンからの参加者と合流します。KHにとってはトレ ーニングだけでなく、日本から旅立ったKHeesたちとの再会の 旅でもあります。

毎年1回、カリの母国フィリピンで、それぞれの1年を持ち寄る。 このあとみんなの成長を見るのが楽しみです!

 

今年のPTI Asia Campのコンテンツは、

Guro Christophe担当:Pekiti Disarma

Sa sensei (Lakan Guro Isa)担当: Doble Baston Contradas/Recontras

です。

 

間もなく、On Board。この瞬間が一番ドキドキする…

行ってきます。

 

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SymmetryとAsymmetry

【 ドリルと実践 】

私たちが習っているカリのシステム「ペキティテルシャ」にも、 もちろんカタがあって基本の形は覚えていくわけだけれども。 そして、 それの少し応用版としてトレーニングパートナーとドリルをして、 スティックならスティックで実際に相手のスティックに当てて感触 や距離感やタイミングなどを見ていくわけだけれども。

映画やドラマのように、Symmetry(対称) でいつまでも相手の剣や刀と打ち合ったりっていうのは本当は現実 的ではないですよね。実際はいかにAsymmetry(非対称) に行くか、 どっちが先に行くかっていうところで勝負が決まります。 自分の身を守るためには、 ドリルが上手にできてもあまり意味がないんだなっていうのが最近 の感想・・・。

 

Asymmetryに行くためには、 相手のリズムを崩すタイミング、 自分の道具がどこにあるかの認識、角度、 フットワークが重要になります。

 

Symmetry(ドリルはこんな感じ。)f:id:kalihimagsikan:20190214140205j:image

Asymmetry(実際はこんな風に行きたい。)f:id:kalihimagsikan:20190214141540j:image

 

相手のスティックに合わせることを体が覚えてしまうと、 本当の距離感は狂います。

もうすぐフィリピンで開催されるPTI Asia CampでSa Senseiが担当するDoble Baston Contradas/Recontrasは、Asymmetry を意識できるモジュールです。

しっかり意識して参加したいと思います。

 
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☆カリヒマグシカンはTuhon Bill McGrathが率いるアメリカ・ニューヨークのPekiti Tersia International(PTI)の日本代表でです。

PTI が持つ明確なカリキュラムを引き継ぎ、そのカリキュラムに沿ってトレーニングやテストを実施しているた め、トレーナーからも自分でも、成長度合いが一目瞭然です。 ぜひ体験しにいらしてください。

 

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PTI Asia Camp 2019

【 今年は、Subic Bayエリアへ 】

 

今年のPTI Asia Campは、3月1日〜2日です。毎年、カリの母国フィリピンに渡り、私たちの姉妹グループGlobal Cityのメンバー、日本のKHメンバー、そして今アメリカに帰国しているKHメンバーも参加してトレーニングを実施します。

 

昨年のPTI Asia Campから。f:id:kalihimagsikan:20190114120737j:image

 

今年も、Global CityのGuro Christophe sanとKHのsa sensiがトレーナーを務め、Pekiti DisarmaとDoble Baston Contradas/Recontrasをカバーします。

 

国内だけぢゃなく、海外にトレーニングに行く、日本以外にも仲間ができる、今年もそんな機会を少しでも多く提供できるKHであると嬉しいなぁ。

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