道具
【敬意を忘れない。】
KALIでは実にたくさんの道具を使います。
まずはじめに揃えると良いものは、スティックとトレーニングナイフですが、練習を重ねると、トレーニングナイフも2本必要になったり、カランビットが入ってきたり。
スティックはソードの代わりにもなりますが、トレーニング用のギヌンティンを持っていると、自分の扱うソードが自分の体に接触しないように、常に刃がどこに向いているのかを意識した練習ができます。
ドリルの練習が進み、その応用のためにテクニカルスパーリングに参加できるようになると、スパーリング用のグローブ、ヘルメットが必要になってきます。
最初のうちは持っている者が貸してくれますが、自分の学びのために自分の道具を揃えることがどうしても必要になります。自分の限られた予算の中で計画的に自分の学びに投資すること。そんなことも考えながら、少しずつ揃えていければいいですよね。
私のバッグからはあんなものから、こんなものまで(笑)、次々と出てきます。
もうひとつ忘れちゃいけないのは、その学びを支えてくれる道具たちに敬意を払うこと。メンテナンスはしっかりやりたいですね。例えば、スティックやシバットは乾燥を防ぐため水に浸したり、グローブやヘルメットは帰宅後良く拭いて干したり。
大切に扱えば扱うほど、道具に対する愛着と敬意が生まれ、乱暴に扱うこと、間違った方法で使うことはできなくなるはずです。
また、先輩になればなるほど、色々な道具を実際に手にしたり、どういうものがあるのか調べたり、またその道具はどのように動き、どうやって効果的に防御するのかを自らも研究し、それを後輩に伝えていってくれればなぁと思っています。
そして、海外のブレード類もそうですが、日本には日本刀の素晴らしい技術や、剣道、剣術といった伝統もあります。そういったことも学びながら、口達者なネイティブたちと堂々と意見をたたかわせてほしい!というのが私のもう一つの願いでもあります。
今週末は知識を深めるため、みんなでナイフショーを見学に行き、いくつかの道具屋さんに立ち寄ってきます。11月には名刀正宗24代目が鎌倉で構える店舗に出向き、作業場を見せていただくことになっています。
道具への敬意や尊敬の念。英語でいえばRespect。武器術を学ぶものとしてはいついかなるときも携えておくべきものと思います。
スキルや体力だけじゃない。探求の旅に出たいときは。
私たちのドアはいつでも開いています。
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