もはや、足しか見えない。
【フットワークから感じる『美しさ』】
(実際は泣きたくなるくらいの英語でカミナリが落ちているのだが、日本語でとっても控え目に言ったとして)「あなたのフットワークは最悪ですね」と先生に言われることがありますw
KALIはスティックを使い、その動きがとても美しいので上半身に注目が集まりますが、実際に重要なのは、「足」です。
世の中のArtと呼ばれるものは、美しさbeautyがキーポイントだと思うけれど、そこには無駄がないから、シンプルな迫力とまっすぐ心に響く感動がある。
Martial Artsも"Art"なんだよね。世界中にいるカリのマスターたちの動きは本当に美しいです。それは、完璧なポジションに導くフットワークが素晴らしいから。私の周りのカリのマスターやプラクティショナーはなんでか知らないけど、お腹が立派な人が多いのだけれども。それにもかかわらずマスターたちは本当に素晴らしい足捌きで、一度そこに気がつくと下半身の動きに目が釘付けです。
上半身の動きがオマケに見えるくらいw 無駄なく自分の行きたいところ、攻撃に必要な的確な距離感のところにスッと入り込むのです。
ペキティテルシャは、オフェンシブか、カウンターオフェンシブで語られ、また接近戦になれば誤った距離感と位置は命取りです。そのため自分の戦略を決めたら、あそこに入り込むというところに正確に的確に入る必要があります。
ポジショニング、ということです。
いくら上半身でfancyな動きができたとしても、スティックをクルクル回せるようになっても、足が動かなければ全く意味がないのです。アドバンスになると、スパーリングをする機会が増えますが、そこでハッキリ自覚します。足が動かない。行きたいところに行けない。結果、冒頭の先生からの雄叫びが。
そして、結局、フットワーク練習しなくちゃ、と基本に帰っていくのです。明日のマスター、目指して。
Tuhon Bill のサイドステッピング
やっぱり基本かぁ、に共感できるなら。
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