Train Hard, Play Hard in Philippines 2
【前半戦w モダンアーニスとSmoking Sticks】
今回の旅で私が個人的に楽しみにしていたのは、バタンガスツアーです。訪問の目的はArnis Villageにモダンアーニスのグランドマスター(GM) Dagoocを訪ねトレーニングを受けること。そして、彼が取り扱う評価の高い道具を手に入れること。
運よく見つけて私のもとにきたこのスティックは、もうこれしか残っていなかった最後のペア。一生使えないほど素敵なデザインのスティックです。私のこの旅一番の記念の品となりました。
さて、滞在しているマカティからバンを借りて南へ3時間のドライブ。目的地近くでGM Dagoocの娘Cydelさんにお電話。近くまで迎えに来てくださっていて、日本でのメールのやりとりを経て、やっとお目にかかれました!
到着すると早速トレーニング場所に案内されました。youtubeとかで見たことのあるコンクリートの床と高い天井。壁と屋根の間に空間があって、そうそう、この感じ!と興奮冷めやらず。この中で、ドイツから来た若者二人にトレーニングをつけていたGM Dagoocとご対面。全員緊張しつつ、GMの手を自分のおでこにつけてフィリピン式の最敬礼でご挨拶。
なんせGM Dagoocは67歳。しかも現役でトレーニングをしていらっしゃいますので、それだけでも尊敬の念が湧いてきます。
GMご自身はとても穏やかでニコニコとほほ笑む優しい雰囲気を持つ方です。でも、実際に私たちのトレーニングが始まり、デモンストレーションをしていただくと、その動きの速さ、正確さにただただ唖然!!これを直に自分の目で見ることができただけで、ここまで来た甲斐がありました。
実際のトレーニングでは、タイミングの大切さ、距離感(ラルゴからコルト)、チェッキングについて教えていただき、モダンアーニスというスタイルに少しだけですが、触れさせていただきました。
また、ここで生産、販売されいているスティックはとても評価が高く、GMご自身も、"Smoking Sticks"という異名を持っています。材質の良さ、仕上げの良さ、使い心地、耐久性。一度使うとその良さにほれ込みます。
もちろんトレーニングナイフや小さいネックレスタイプや、大型のソードもあり、KHeesたちも持てるだけ買って(笑)、帰路につきます。
別れ際、GM Dagoocからもお土産をいただき、また来ることを誓って、後ろ髪めっちゃひかれる思いでその場を離れました。
バタンガスはバタフライナイフ(バリソン)の発祥の地ともいわれています。GM Dagoocに良い店をご紹介いただき、道路わきのそのお店にも立ち寄り。
帰りのバンの中では、沈黙の中、あちこちからカチャカチャカチャカチャと音が響きます。今買ったばかりのトレーニング用バリソンが嬉しくて、試さずにはいられないKHeesたちなのでしたw
道具を揃えていくのもカリの楽しみのひとつですよね。本場で買いたい?
私たちのドアはいつでも開いています。
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*初めての方はこちらも。
kalihimagsikan.hatenablog.com