SymmetryとAsymmetry
【 ドリルと実践 】
私たちが習っているカリのシステム「ペキティテルシャ」にも、 もちろんカタがあって基本の形は覚えていくわけだけれども。 そして、 それの少し応用版としてトレーニングパートナーとドリルをして、 スティックならスティックで実際に相手のスティックに当てて感触 や距離感やタイミングなどを見ていくわけだけれども。
映画やドラマのように、Symmetry(対称) でいつまでも相手の剣や刀と打ち合ったりっていうのは本当は現実 的ではないですよね。実際はいかにAsymmetry(非対称) に行くか、 どっちが先に行くかっていうところで勝負が決まります。 自分の身を守るためには、 ドリルが上手にできてもあまり意味がないんだなっていうのが最近 の感想・・・。
Asymmetryに行くためには、 相手のリズムを崩すタイミング、 自分の道具がどこにあるかの認識、角度、 フットワークが重要になります。
Symmetry(ドリルはこんな感じ。)
Asymmetry(実際はこんな風に行きたい。)
相手のスティックに合わせることを体が覚えてしまうと、 本当の距離感は狂います。
もうすぐフィリピンで開催されるPTI Asia CampでSa Senseiが担当するDoble Baston Contradas/Recontrasは、Asymmetry を意識できるモジュールです。
しっかり意識して参加したいと思います。
contact@kalihimagsikan.com (日本語対応。@は半角に書き換えてください。)
☆カリヒマグシカンはTuhon Bill McGrathが率いるアメリカ・ニューヨークのPekiti Tersia International(PTI)の日本代表でです。
PTI が持つ明確なカリキュラムを引き継ぎ、そのカリキュラムに沿ってトレーニングやテストを実施しているた め、トレーナーからも自分でも、成長度合いが一目瞭然です。 ぜひ体験しにいらしてください。
*初めての方はこちらも。